マンモグラフィは乳腺の検査として、乳がん検診や精密検査で非常に多用されていますが、X線を使用しています。検査時の圧迫と装置の管理により、使用されるX線の影響は無視できる程度になっています。当院の装置は現在急速に普及している、フラットパネルを使用したデジタルマンモグラフィ装置を導入し、モニタでの診断をおこなうことで、検査の効率化をはかっています。検査はベテラン技師が担当し痛みが少なく、質の高い画像を提供しています。

超音波検査(エコー検査)は超音波をあてて画像化する検査です。あおむけの状態で乳房に検査用のゼリーを塗り、器具を軽く押しあてますが、検査中の痛みはほとんどなく、放射線の心配はまったくありません。そのため、妊娠中の方でも安心して検査が可能です。当院での検査は大部分が乳腺と甲状腺ですが、血流の評価やエラストグラフィによる硬さの評価をすることもできます。また、オプション検診として頚動脈の評価もおこなっています。

当院では骨粗鬆症の目安となる骨密度を、専用装置により、腰椎、大腿骨、前腕骨等を検査目的にあわせて測定しています。骨粗鬆症診療に有用な腰椎と大腿骨を一連の検査としておこなうことも可能です。乳がん検診や診療の際に、オプション検診として腰椎の測定もおこなっています。

短時間での検査が可能なマルチスライスCTを使用し、体格や検査する部位にあったX線量を設定することができます。通常診療だけでなく、メタボリックシンドロームの内臓脂肪評価に関して、CT画像での脂肪計測が推奨されており、当施設でも、オプション検診をおこなっています。

当院では、血液検査を院内で行える設備が整っております。
当日中に採血結果を聞くことが出来るので、結果を聞く為に再来院する事がなく、より治療をスムーズに提供する事ができます。
